卒業式でママが胸に付けている花の飾りをよく見かけますよね。
そのお花に名前はあるのでしょうか?
また卒業式にはNGの色や素材もあるようです。
間違ったものを着けて恥をかかないために、選び方を解説していきます!
卒業式で胸につける花の名前は?
卒業式でママが胸につけている花の名前は「コサージュ」といいます。
コサージュは、門出を祝う気持ちをお花で表したものです。
卒業式の場では、保護者は黒や紺などのシックな色のフォーマルを着用しますよね。
そこにコサージュを着けることで明るく華やかな印象を持たせ、喜びの気持ちを相手に伝えるという意味があるのです。
コサージュの色選びや着け方には、厳格なルールがあるわけではありません。
ですが、マナー違反をしてしまうと周囲からひんしゅくを買うことになってしまうかもしれません。
卒業式にふさわしい色や、効果的な着け方を確認しておきましょう。
卒業式でママが胸につけている花のNGな色や素材はあるの?
卒園式で着けるコサージュの色でNGなのは
- 黒
- 赤
- 濃い青
- 濃いオレンジ
- 紫
- ボルドー
などです。
黒のコサージュは「喪に服す」という意味があるので、お祝いの場では避けなければいけません。
卒業式は子供が主役なので、いくら華やかでも極端に濃い色や奇抜なデザインは避けたほうがいいですね。
また、NGな素材は
- サテン
- ツイード
- シフォン
- フェルト
- デニム
などです。
テカテカした素材やラメが入ったコサージュは、黒や紺の服に合わせるとけばけばしく下品に見えてしまうこともあるので避けたほうが無難です。
シフォンやフェルト、デニムなどの布素材も、例え素敵なデザインであっても、卒業式の場ではカジュアル過ぎてチープな印象になってしまいます。
NGな色や素材が色々ありますね!
それじゃあ、何を着けたらいいの?
と迷ってしまいますが、大事なのは服との相性・バランスです。
どんなコサージュがオススメなのかも見ていきましょう。
卒業式でママが胸につけている花オススメの色や種類は?
コサージュの種類は、生花やプリザーブドフラワーのコサージュがありますが、ポピュラーなのはシルクフラワー(造花)でしょう。
卒業式で着けるコサージュでオススメの色は
- クリーム色
- ベージュ
- サーモンピンク
- 薄いオレンジ
- 薄いブルー
などです。
卒業式では、「春」を意識した淡い色の花を選ぶといいんですね。
それでも
今までコサージュなんて着けたことがないし…
何を選んだらいいかわからないよね
という場合には、クリーム色がおすすめです。
クリーム色ならどんなスーツにも合い、肌の色にも馴染みやすいので、無難にまとまりますね。
花をつける場所は決まりがある?
コサージュは、左胸に着けるのが一般的です。
位置は鎖骨の上あたりがきれいに見えるポイントです。
向かい合ったときにコサージュに目が行くので、目線をどの位置にしたいかで調整するといいと思います。
背が低い人や標準くらいの人は少し高めに着けると目線が高く、背が高い人は胸と鎖骨の間辺りに着けると少し目線を下げることができます。
身長156cmの私は、背を高くスラっと見せたいので少し高めに着けようかな
さらに、茎がついたデザインのコサージュだと、どの向きに着けるのが正解なのか悩みますね。
しかし花と茎の向きには決まりがなく、デザインや着ける場面によって変えればいいようです。
印象としては
- 茎が上にするとエレガントな印象でフォーマルな場面向き
- 茎を下にすると華やかな印象でカジュアル向き
になります。
最近は茎を下にするデザインのものも多く、例えば小花の花束のような形で、茎の部分にリボンが付いているデザインだと、茎を上にするとリボンが逆さまの向きになってしまい不格好です。
まずは選んだコサージュがどの向きで着ける仕様になっているかを確認して、どの向きでもいいようなら実際に着けて印象の良い向きにするといいですね。
卒業式でママが胸につけている花はどこで買える?生花やプリザーブドフラワーも素敵!
コサージュは百貨店やショッピングモールなどで売られています。
実際にお店で手に取ると、ボリュームや素材の質感が確認できて安心ですね。
卒業式で実際に着るスーツを着て選ぶと、デザインやサイズが似合うかも確認できるのでおすすめです。
通販では、実際のサイズや素材感がわかりづらい場合もあります。
通販で買いたい場合は、いろんな方向から撮影された写真がたくさん載っているものを選ぶといいと思います。
届いてみると、思ったより薄っぺらかったとか、ボリュームがありすぎたなんていうことがないように、写真や口コミもよく見て選びましょう。
既製品の他に、minneやCreemaなどでハンドメイドのもを選ぶと、好みのデザインがあれば個性を出せていいかもしれませんね。
こだわりの生花で特別感を!
こだわりたい場合は生花のコサージュもあります。
一番フォーマル度が高く、特別感がありますね。
お花屋さんで注文でき、お花一本一本に丁寧にワイヤーを通し、テープで巻いてブーケのように合わせて仕上げます。
お値段は3,000円くらいからあります。
当日急に作れるものではないので、必ず予約をしておきましょう。
通販でも取り扱っているところがあります。
枯れないのに生花のような特別感のあるプリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を枯れないように特殊な溶液で加工した高級加工花です。
水を与えなくても1~3年持つので、湿気などに気を付けて保管しておけば何度も使うことができます。
生花のように前日や当日に取りに行く必要がなく、前もって準備しておけるのもバタバタせずに済むのでいいですよね。
お値段は生花より少し高くなることが多いようです。
卒業式で胸につける花の名前は?NGの色がある?恥をかかない為の選び方まとめ
卒業式でママが胸につけている花の名前は「コサージュ」です。
NGの色は黒や、赤や紫などの濃い色。
あくまでも子供が主役ということを忘れずに、クリーム色などの淡い色を選びましう。
付ける位置は左側、鎖骨の上あたりを目安に鏡でチェックしてバランスの良い位置に着けましょう。
我が子の大切な卒業式、お気に入りのコサージュを見つけて華やかにお祝いができるといいですね!
コメント