“眼鏡をかけていると、幼稚園や小学校でいじめられたりしないか、眼鏡をからかわれて嫌がったりしないか、心配……”
こんにちは!ママりんごです。
我が家の次男(4才)は眼鏡をかけています。
市の3歳半検診で遠視性乱視・弱視であることがわかり、昨年秋から眼鏡をかけることになりました。
この記事を読んでいる方の中には、
子供が眼鏡をかけることになったけど、幼稚園でいじめられないか心配……
嫌がらないでちゃんとかけてくれるかな??
と心配されている方もいるのではないでしょうか?
そんなときどうしたらいいのか、我が家の体験談も交えて紹介します。
幼稚園で眼鏡はいじめが心配?
視力検査で眼鏡が必要とわかり、眼鏡をかけることになった。
でも、幼稚園でいじめられたりしないか、親としては心配になってしまう気持ち、とてもわかります。
それよりまず、自分の子供の視力が悪いなんて、考えもしなかったんじゃないでしょうか?
私はそうでした。
3歳児検診で指摘され、眼科を受診してみると弱視の診断。
ネットで検索しても、「眼鏡をかけても視力が出ない」「早期に治療しないと一生治らない」など、知らないことやネガティブな情報が目に入り、ショックを受けてしまいますよね。
それこそ30年くらい前は、「子供に眼鏡をかけさせるなんてかわいそう」「子供に眼鏡はよくない」という風潮もあったようですが、今は世間の認識もかなり変わっています。
実際幼稚園に行くと、眼鏡をかけている子は何人も見かけます。
年長、年中に上がれば1クラスに複数人いることも珍しくないはずです。
なので、眼鏡をかけていたらいじめられるんじゃないか?ということはそれほど心配する必要はありません。
心配になっているのなら、一旦心を落ち着かせましょう。
実際幼稚園ではどうだったか
うちの子が初めて幼稚園に眼鏡をかけて行った後、幼稚園でお友達に何か言われたか聞いてみました。
すると、「めがねなの?」と少々驚かれはしたものの、それ以外は特になにも言われなかったそうです。
今はおしゃれな眼鏡がたくさん出回っていて、眼鏡がトレードマークの芸能人もテレビでよく見かけるので(子供たちに大人気のHIKAKINさんもメガネキャラ!)、特に眼鏡が変だとか、かっこ悪いというイメージはないようです。
ただうちの子は、眼鏡をかけるとかなり顔の印象が変わりました。
なのでちょっとびっくりしてしまうのも仕方ないですが、今ではお友達も慣れてくれたようです。
祖父母の言葉に注意
とあるブログで、子供が弱視で眼鏡を作ったところ、祖父母から「こんなに小さいうちから眼鏡をかけるのはかわいそう」と言われてしまったと書いてあるのを見かけました。
我が家では、私の両親に息子が眼鏡をかけることになったことを報告したところ、「今は眼鏡をかけてる子、多いもんね」と幸い否定的なことは言われませんでした。
ですが、「スマホの見過ぎで目が悪くなったんじゃない?」と言われて、少しムッとしてしまいました。
そういった周囲の理解のない言葉に腹が立ったり、「うちの子はかわいそうなんだろうか?」と考えてしまうことがあるかもしれません。
ですがそれを言った本人は、“知らない”から言っているだけなので気にする必要はありません。
なぜ弱視が起こるのか、なぜ治療で眼鏡をかける必要があるのかを理解していれば、「子供に眼鏡はかわいそう」などという発想にはならないはずです。
事実をきちんと見れば、「子供に眼鏡はかわいそう」なんて言うことは間違っているとわかりますね。
もし周囲にネガティブなことを言って来る人がいるなら、お子さんに伝わらないように配慮が必要です。
子供が眼鏡をかけるのを嫌がったらどうしたらいい?
子供が眼鏡が必要とわかっても、小さい子がそれを理解してきちんとかけてくれるのか、心配になりますね。
子供がめはねをかけるということは治療のためというケースが多いので、いつもかけていることが大事です。
うちの場合は父親が眼鏡をかけていることもあってか、息子本人も眼鏡を嫌がることはありませんでした。
ここからはお子さんが眼鏡を嫌がらないためにできることを紹介します。
子供を褒める
お子さんが眼鏡をかけるときは、その前に眼科でたくさん検査をされると思います。
まずは集中して検査をがんばったことをたくさん褒めてあげてください。
その上で、「今度一緒に眼鏡を買いに行こうね。」「どんなのがあるか楽しみだね!」「きっと〇〇ちゃんは眼鏡似合うと思うな〜」などと声をかけてあげれば、お子さんも楽しみになってきます。
子供が自分で気に入った眼鏡を選ぶ
眼鏡は、お子さんが自分で選んだものをかけさせてあげたほうが、進んでかけてくれます。
眼科で眼鏡の処方箋をもらったら、眼鏡屋さんのカタログをもらうこともあります。
もしくはネットで画像検索してみてもいいでしょう。
また実際に眼鏡屋さんで色々な眼鏡を試着させてもらって、自分で鏡を見て気に入るものを選ぶといいですね。
我が家では、病院からもらった子供用眼鏡のカタログを見て予め「これがいい!」と言うものがあったのですが、それがちょっと特殊な眼鏡だった為お店に在庫がなく、他のものを購入することになりました。
結構こだわりの強い子なのでちょっと心配になりましたが、実際にかけてみると気に入ったものがありほっとしました。
フレームを選び、さらに耳の部分のパーツの色が選べたので、セミオーダーみたいにでき、お気に入りになっています。
お気に入りのメガネアイテムを買ってあげる
眼鏡だけでなく、眼鏡の周辺アイテムも子供向けのものが色々と出ています。
こういった付属品で、お子さんがメガネライフを楽しめるように工夫するのもいいと思います。
メガネケース
メガネケースは、眼鏡屋さんでも貰えると思いますが、キャラクターモノもたくさん売っているので、好きなキャラクターのものを買ってあげると喜ぶと思います。
眼鏡にも、より愛着が湧きそうです。
アイパッチ
また、治療としてアイパッチを付けることもあるかもしれません。
アイパッチは嫌がる子が多いです。(うちの子も嫌がってました。)
アイパッチには、直接肌に貼り付けるシールタイプと、眼鏡に取り付ける布製のカバータイプがあります。
シールタイプはバリエーションがあって毎日好きな柄を選べるのが楽しいですね。
でも毎日使うものなので、何度も繰り返し使える布製のほうがコスパはいいかもしれません。
通販だと種類が豊富でかわいいものが多いです。
ぜひお気に入りを見つけてあげてください。
アイパッチを手作り・販売している方を見つけました!
Ritaさんとい方で、Instagramの投稿では実際にアイパッチをつけたお子さんたちの写真も載せてあり、とても可愛いのでぜひ覗いてみてください。
※アイパッチは必ず医師の指示に従って使用してください。自己判断で着用しないでください。
メガネバンド・チェーン
眼鏡のパーツにはバンドやチェーンといったものもあります。
実際、必要な場面は少ないと思いますが、つけている人が少ない分「自分だけのもの」という特別感は演出できる気がします。
また、今はマスクをつけることも多いので、徒歩通園のときなど眼鏡をちょっと外したい場面もあるので、そういったときにはメガネチェーンは便利ですね。
うちの子は眼鏡のバンドをつけたいと言ったので、眼鏡と一緒に購入しました。
スポーツをするわけでもないので必要ないのはわかっていたのですが、ずっとつけたがっていたので、これで喜んで眼鏡をかけてくれたらいいなという想いでした。
※メガネチェーンは幼稚園では使用禁止のところもあるかもしれません。事前に幼稚園に確認しておくといいと思います。
それでも子供が眼鏡を嫌がったら?
色々と手は尽くしても、お子さんが眼鏡を嫌がることがあるかもしれません。
かけたときの感触の違和感だったり、お友達にからかわれてしまったりもあるかもしれませんね。
まずはご両親が、眼鏡の我が子を受け入れて、「かっこいいね!」「えらいね」「かわいいね!」といっぱい褒めてあげましょう。
パパとママに肯定されることが、小さな子どもにとっては一番嬉しいことだと思います。
また、おすすめの絵本があります。
せなけいこさんの『めがねうさぎ』です。
主人公のうさこが初めて眼鏡をかけたときの気持ちを
「ちょっぴりはずかしく ちょっぴりとくいです。」
と表現されています。
お友達にからかわれると恥ずかしい気持ちになるし、「かっこいいね」なんて言われたらちょっととくいな気持ちになるんでしょうね。
お子さんも共感できるかもしれません。
幼稚園で眼鏡はいじめが心配?まとめ
幼稚園で眼鏡をかけていることでいじめられないか心配になったり、お子さんが眼鏡を嫌がってしまうときの対処法をご紹介しました。
今はおしゃれでかわいい子ども用眼鏡がたくさん売っているので、購入するときはぜひお子さんに選ばせてあげてください。
眼鏡をかけているからといって、いじめについてはさほど心配する必要はありません。
でも、背の高い低いや、足が速い遅いと同じように、眼鏡をかけているという周囲との違いによってからかわれてしまうこともあるかもしれません。
それでもお子さんにとって一番身近な存在であるパパ・ママが「かわいいね」「かっこいいね」といっぱい褒めてあげれば、眼鏡が嫌なものにはならないと思います。
私は、今では次男は眼鏡をかけている姿が当たり前になっています。
遠視が入っているせいか、眼鏡をかけると目が大きく見えて、とっても可愛いです。
眼科での検査や眼鏡の調整に通ったり、弱視の治療はお子さんにとっても大変なこともあるかもしれませんが、親子のメガネライフが少しでも楽しくなるよう、参考になれば嬉しく思います。
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