社史編纂室にサバサバ女が左遷異動?
『ワタシってサバサバしてるから』は、とらふぐ/江口心先生のコミックなにとぞ連載漫画です。
「ワタシってサバサバしてるから」を言い訳にして傍若無人に振る舞う自称サバサバ女(通称:自サバ女)の網浜奈美は、社内の花形の編集部から、リストラ用の「追い出し部屋」と噂される「社史編纂室」に異動になります。
社史編纂室は、実際に「追い出し部屋」や「窓際族」などと呼ばれる左遷部署なのでしょうか?
今回は、そんな気になる社史編纂室について調べてみました。
社史編纂室とは?
社史(しゃし)=会社の歴史
編纂(へんさん)=色々な材料を集め、整理・加筆など手を加えて書物にまとめること
社史編纂室とは、会社のこれまでの歴史をまとめた書物である「社史」を作るところなんですね。
社史は、会社の周年記念の節目に作られ、社員が改めて会社の歴史を知って結束を強めたり、外部に向けての企業PRに使ったり、会社にとってかなり重要なものです。
1年ほどかけて作る企業が多く、社史編纂は会社にとってかなり大掛かりなプロジェクトになります。
社史編纂室異動は左遷?窓際族と言われる部署なのか
社史編纂室は、実際左遷部署なのでしょうか?
社史編纂室=窓際族といった印象が強いのは、ドラマなどの影響のようです。
『ワタシってサバサバしてるから』の中では、社史編纂室はリストラ用の「追い出し部屋」と言われていました。
ドラマ『同期のサクラ』でも、主人公が失敗して社史編纂室に飛ばされていました。
"地下などにある暗い社史編纂室で何やら重要じゃなさそうな仕事をする”というのはドラマのお決まりですね。
しかし実際の会社では社史編纂は周年を記念する重要な仕事であり、社史編纂室は左遷で飛ばされるような部署ではありません。
アメーバブログやアベマTVで有名なサイバーエージェントは、むしろ会社のエースを投入して社史編纂に力を入れています。
実際に働いたことのある人の声
実際に社史編纂室で働いたことがある人は、「社史編纂室=左遷」となっているドラマに憤りを隠せないようです。
むしろ目指す人もいる
社史編纂室で働いてみたいという人もいます。
ただ、働いてみたいという人の中には、社史編纂の仕事をしたいというよりは、ドラマのイメージのままに「出世せず楽な仕事でお給料を貰いたい」という人もいますね。
ドラマの「左遷部署だから楽」というイメージで異動したら、大変かもしれません。
ワタシってサバサバしてるからの作品データ
ワタシってサバサバしてるから
- 作者:とらふぐ/江口心
- ジャンル:女性漫画
- 出版社:DNPブックス
- レーベル:めちゃコミック×コミックなにとぞ
めちゃコミックで4話まで無料。
Kinddle版も11月9日に発売されます!
» Kinddle版「ワタシっってサバサバしてるから」を読む
社史編纂室とは?まとめ
社史編纂室とは、会社のこれまでの歴史をまとめた書物である「社史」を編集する部署でした。
左遷部署、窓際族、リストラ用追い出し部屋という印象が強く、暗い部屋で、生産性のない単純作業を延々とやらされるようなイメージがありますが、これはドラマの影響ですね。
実際は、社史編纂は企業にとって重要な仕事であり、会社のエースが社史編纂を担当するという会社もあります。
イメージとのギャップが大きいですが、意外と今はやってみたい!という人も多い仕事になっています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント