ドムドムバーガー取締役社長の藤崎忍(ふじさきしのぶ)さんをご存知でしょうか?
かつて400店舗あったドムドムバーガーは、現在約20店舗まで減少して「絶滅危惧種」とも言われていました。
しかし、2018年に藤崎忍さんが社長に就任して以来、「丸ごとカニバーガー」などの独自性あふれるメニューを連発し話題となり、このコロナ禍の外食産業不況の中でも着実にファンを増やしています。
そんな凄腕女社長の忍さんは、39歳まで専業主婦でありながらアパレルショップの店長となり売上を倍増、また居酒屋経営で予約困難な人気店に育て上げ、その後ドムドムバーガーの社長に大抜擢されるという異例の経歴の持ち主で、テレビや雑誌で取り上げられるなど話題の人物です。
そんな藤崎忍さんの最初の勤務先であるアパレル(渋谷109)のブランドはどこか、現在はどうなっているのか、アパレルに勤務することになった経緯やどんな活躍をしたのか気になったので調べてみました。
藤崎忍が働いていた渋谷109アパレルショップブランドはどこ?
藤崎忍さんが働いていたアパレルショップは、株式会社ブティックヤマトヤが運営するセレクトショップ「MANA」です。
SHIBUYA109
- 所在地: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目29−1
- 営業時間:11:00〜20:00
- 電話: 03-3477-5111
- 開業: 1979年4月28日
- 建築家: 竹山実
- 店舗数: 121店
MANAのショップは渋谷109の6階にあったようなのですが、現在は撤退しているようです。
藤崎忍さんが働いていたのは2005年から2010年までです。
過去の求人情報が2012年に掲載されており、またショップのブログが2013年で更新がとまっているので、2013年あたりでお店なくなってしまったのかもしれません。
その他ウェブサイトなども現在ではなくなっているので、閉店した詳しい時期はわかりませんでした。
ブランドのテイストは可愛い系ですね。ねこモチーフの服なんかもいろいろありました。
MANA109渋谷店ブログより引用
藤崎忍がアパレルで働くことになった経緯
藤崎忍さんの夫の繁武(よしのり)さんは政治家で、当時墨田区の都議会議員を務めており、忍さんは子育てをしながら夫を支える専業主婦でした。
しかし2005年、繁武さんがまさかの落選、それが原因で憔悴し、心筋梗塞で倒れてしまいました。
それがきっかけで、忍さんは働いて家計を支えなくてはならなくなりました。
当時、忍さんの一人息子の剛暉(こうき)さんは中学2年生。
短大を卒業して21歳で結婚し、これまで一度も仕事をしたことがない忍さんは、学生時代の友人の母親が経営するアパレルショップ「MANA」で店長として働くことになりました。
39歳で初めての就職でした。
アパレルショップでの活躍
社会人経験のない忍さんでしたが、アパレルショップの店長となり、試着室のカーテン交換から始めて、洋服の並べ方も変えて店を大幅に模様替えしました。
売れ行きのよくないキャラクターTシャツなどを減らし、売れ筋商品を全面に出し、ディスプレーも流行に合わせてアレンジ。
またアルバイトスタッフの様子をよく観察して教育、スタッフの入れ替えなども行いました。
その働きぶりから、なんと1年後には専務取締役に就任しました。
忍さんが働いた2010年までの5年間で、店の売上は倍増、年商2億円という優良ショップへと成長しました。
ドムドムバーガーでも、入社から1年も経たないうちに社長に抜擢されましたが、もうこの頃からその手腕を発揮していたんですね。
藤崎忍が働いていた渋谷109アパレルショップブランドはどこ?店舗の場所も調査
藤崎忍さんが働いていたアパレルショップは、株式会社ブティックヤマトヤが運営するセレクトショップ「MANA」でした。
場所は渋谷109の6階にありましたが、現在は撤退しています。
忍さんは39歳まで専業主婦でしたが、夫が病に倒れたことをきっかけにアパレルショップに就職し、売上を倍増させました。
ドムドムバーガー社長としての活躍が注目されていますが、アパレルショップ店長時代からすでに経営者として成功の道を歩んでいたことがわかりました。
さらに病気の夫の介護や子育ても同時にこなされていたのだから本当にすごいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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