まずはこれだけ ハリネズミを飼うのに必要なものまとめ

ハリネズミ

ハリネズミを飼いたいとき、何を揃えたらいいでしょう?

ハリネズミと生活する上で最低限必要なものをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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お迎えのときには揃えたい必須アイテム

まずは飼育のための必須アイテムです。ハリネズミの販売店で、お迎えと同時に揃えられる場合もありますが、組み立てが必要なものもあるので前もって用意しておくと安心です。

ケージ

ハリネズミを飼育する小屋です。最低でも70cm×45cm以上のものを用意しましょう。可能な限り広いものが理想です。高さは隠れ家や回し車が入るものを選びましょう。

以下の種類のケージがよく使われています。

アクリル製ケージ

  • メリット:観察しやすい、ガラスより軽い、おしゃれ
  • デメリット:値段が高い(3万円〜)

ペット用アクリルケージとして販売されています。一日の中で隠れ家から出てきて活動する時間が短いハリネズミなので、寝ている姿などが確認しやすいというのはかなり楽しみの幅が増えます。また、背景などをかわいくデコレーションして楽しむこともできます。値段を気にしないのであれば、アクリル製がおすすめです。ただし他の種類に比べてダントツに高価です。

ガラス製ケージ・水槽

  • メリット:観察しやすい、おしゃれ、アクリル製より安い(1万6千円〜)
  • デメリット:重たい

ペット用ケージや、水槽を使っている人もいます。ガラス製もアクリルと同じように観察しやすいですが、重さがあります。移動や、毎日の掃除が大変になるかもしれません。

金網ケージ

  • メリット:値段が安い(6千円〜)
  • デメリット:アクリルやガラスに比べて観察しづらい

金網ケージは値段も安く、広さも確保できて扱いやすい、ハリネズミを飼育する上でバランスの取れたケージと言えます。飼育グッズをできるだけ簡単に安く揃えたい人におすすめです。また、通気性がいいという点は、夏はメリットになりますが、冬は布をかぶせるなどの保温対策が必要です。

プラスチック製衣装ケース

  • メリット:値段が安い(1,500円〜)、広さが確保できる
  • デメリット:そのままでは使えないのでカスタマイズが必須

どうしてもケージにお金がかけられないという場合は衣装ケースでも飼育が可能です。また、広さが確保できるのはハリネズミにとっても嬉しいことです。ただし、そのままでは使えないので、空気穴を空けたりといったカスタマイズを自分でしなければいけないので、そういったことが面倒でなければ良いでしょう。

夏は通気性の良い金網ケージ、冬は保温性の高いアクリルやガラスと、季節によって変えてみるのもいいかもしれません。

回し車

ハリネズミは野生下では一日に5kmほど走ると言われており、家の中で飼育するなら回し車は必須アイテムです。大きさは30cm程度のものを用意します。回し車は主に、網状になっている金属製と、プラスチック製があります。

金属製回し車

  • メリット:掃除がしやすい
  • デメリット:下に潜ると針が折れてしまう恐れがある

ハリネズミは走りながら汚してしまうことがよくあります。網状になっている金属製の回し車は、汚れが下に落ちてくれるのでとても掃除が楽です。ただし回し車の下に潜ってしまうと、網目に針がひっかかって折れてしまうこともあります。ハリネズミは狭いところが好きなので、潜ってしまう子もいますので、注意して見ておきましょう。

プラスチック製回し車

  • メリット:比較的安全に使える
  • デメリット:毎日の掃除が大変

上に書いたように回し車を汚してしまうと、その度に拭き取ったり水洗いする必要があります。走る面にペットシーツを敷くなどの対策もできます。回し車の下に潜ってしまっても針が折れてしまう心配はないので安心です。

どちらの回し車を選んでも、使い始めは気をつけてよく観察しておくようにしましょう。

寝床

寝床はハリネズミの隠れ場所で、一日の大半を過ごす場所になります。主に木やプラスチックでできたハウスと、布製の寝袋があります。ハリネズミが気に入れば、どちらでも大丈夫です。布製の寝袋は消耗品です。掘ったり噛んだりして糸が解れた時はすぐに取り替えてあげましょう。

餌皿

餌皿は専用のものでも、普通の食器でも、ある程度重さがあってひっくり返らないものなら使えます。

専用のものは、ペットフードを水でふやかした時に水を捨てる穴が空いているものや、複数の種類のエサを入れられるよう仕切りがついたものなど、使い勝手がいいものが揃っています。

専用でないものは、100円ショップなどで安価に揃えられます。食べやすいように、あまり高さがないものを選びましょう。

水入れ

水入れについては、置型のものと、吊るして使うボトルタイプがあります。

置型の水入れ

  • メリット:簡単に飲める、値段が安い
  • デメリット:床材などが入って汚れやすい

置型の水入れは、お迎えしたばかりのハリネズミでも、置いておけば飲んでくれることが多いです。小動物や小鳥用の置型給水器なら、ひっくり返す心配もありません。餌皿と同様に普通の食器でも代用できます。置型は床材などが入ってよごれやすいのでこまめに水を交換してあげる必要があります。

給水ボトル

  • メリット:清潔に使える
  • デメリット:破損の恐れがある、覚えるまでに時間がかかることがある

吊るすタイプの給水ボトルは、汚れにくく清潔に使えます。しかし最初はそこに水があることが認識できず飲んでくれない場合があるので、覚えさせる工夫が必要です。また、ケージによっては設置できない場合もあるので注意しましょう。1〜2日飼い主が家を空けたい場合は給水ボトルで水が飲めることが必須です。

水入れは、ハリネズミを購入するお店でどんなものを使っているか聞いて、同じタイプのものを用意しておくと安心です。

温湿度計

ハリネズミの飼育には温度と湿度の管理がかかせません。ケージ内に設置できる温湿度計を用意しましょう。マグネットで金網や回し車に貼り付けられるものや、うさぎ用の温度が記録できるものが便利です。

ペットヒーター

ハリネズミの飼育下の温度は24℃〜29℃が最適温です。特に寒いのが苦手なハリネズミは冬にはペットヒーターが必須です。ペットヒーターには色々な種類がありますが、ケージ全体を温めるものと、寝床をしっかり温めるものを併用することをおすすめします。

ケージ全体を温めるものは、天井取り付けタイプの赤外線ヒーターや、保温球(ひよこ電球)があります。

寝床を温めるものは、ケージ内の床置きタイプや、ケージ外の底に敷くパネルヒーターがあります。

ペットフード・床材

ペットフードと床材はとても多くの種類がありますが、お迎えの時はハリネズミを購入するお店で使われていたのと同じものを用意するのが良いでしょう。

ハリネズミは偏食で、急にエサを変えると食べてくれないことがよくあります。まずは食べ慣れたペットフードをあげましょう。

床材には以下のようなものがよく使われます。

  • ウッドチップ(なるべく広葉樹のもの)
  • 紙製ペレット
  • ペットシーツ
  • 新聞紙
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徐々に揃えたいもの

上に挙げたものを揃えればお迎えの準備はOKですが、ここからはハリネズミと暮らしていくにあたってあったら良いものを挙げていきます。

キャリーバッグ

ハリネズミを外へ連れ出す時に必要なキャリーバッグです。ペットショップからお迎えする時に箱などに入れてもらえた場合は、暫くはそれを使うこともできます。

革製手袋

ハリネズミに飼い主に慣れてもらうには素手で触るのが良いですが、抱き上げるのがどうしても難しければ、革製手袋をすれば針が刺さらず安心です。必要であれば用意しましょう。

おやつ

エサの他に嗜好性の高いおやつをあげれば、ハリネズミも喜びますし、より早く仲良くなれるかもしれません。

オヤツにはミルワームやコオロギなどの虫が好きな子が多いです。乾燥タイプも売っています。

遊び道具

くぐって遊ぶトンネルや、砂浴び用の砂場を用意してあげましょう。ただし用意してもあまり使わない子もいます。色々試してみて下さい。

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まとめ

ハリネズミを飼うために揃えるものが結構ありますね。物によって使い勝手も値段も様々なので、検討してみて下さいね。

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