映画「ジュラシック・パーク」はスティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒットパニックアクション。
1993年の映画ですが、当時最新のSFXやCG技術を駆使して、本物の恐竜が現代に蘇ったことをリアルに感じられる、今見てもとっても面白い映画だと思います!
映画が作られた当時から30年近く経って、科学技術もめまぐるしく進歩した今、映画のように恐竜を復活させることはできるんじゃないのか?と気になりますね。
そこで今回は、映画ジュラシックパークでの恐竜の復活方法の説明と、それは実際に可能な技術なのか調べてみました。
ジュラシックパークの恐竜の復活方法
映画ジュラシックパークでは、現代に様々な恐竜が蘇り実際に存在しています。
どうやって恐竜を復活させたかというと、映画の最初の方で可愛らしいアニメーションを使ってその方法を説明しています。
- 大昔、恐竜の血を吸った蚊が樹液の中に閉じ込められ、そのまま固まる
- 最新技術を使い、蚊の体内に保存されていた血を抜き取り、DNAを採取
- 採取したDNAの欠陥部分をカエルのDNAで補完
- 恐竜のクローンベビーが誕生
恐竜の血を吸った蚊閉じ込められたのは樹液の化石、琥珀です。
虫が中に入っている琥珀は実際にあって、ネットで売られていたりもします。
蚊から取り出したDNAは、遺伝学上の30億個もの情報を持っています。
このDNAの情報(塩基配列)をコンピュータを使って解析、さらにどこが欠損しているのかVRで見れちゃいます。
そして情報が欠損している部分は、カエルのDNAを取り出して埋めます。(カエル!?)
これで恐竜のクローンが復元されます!
ジュラシックパークシリーズは、有名な古生物学者のジャック・ホーナー氏が監修をしているだけあって、かなりリアリティがあるように思います。
ジャック・ホーナー氏は、ジュラシックパークの主人公アラン・グラント博士のモデルでもあるんですよ。
恐竜の復元は実際に可能なの?
こうして見ると、本当に恐竜の血を吸った蚊が手に入れば恐竜を復活させられるのでは?と思いますよね。
実際に、120万年前の琥珀の中にいた虫からDNAを抽出できた例もあります。
しかし残念ながら、蚊が取り込んだ血液は急速に劣化し、蚊自信のDNAで汚染されてしまうため、恐竜が実在した6600万年以上前の化石からDNAを採取することは不可能なのだそうです。
ただし、恐竜を復活させられる可能性はゼロではありません。
ジャック・ホーナー氏によると、恐竜の子孫と言われる鳥の遺伝子を退化させることによって、恐竜に限りなく近い生物が復元できるらしいのです!
なんとも夢がありますね!
ジャック・ホーナー氏の著書はこちら
ジュラシックパークの恐竜の復活方法は?実際に可能なのかまとめ
映画ジュラシックパークでの恐竜の復活方法は、大昔に恐竜の血を吸った蚊の体内に残ったDNAを元に、恐竜のクローンを作るというものでした!
実際に実現可能な方法にも思えますが、66000年以上前の年月で血液は劣化してしまい、DNAを採取することは残念ながら不可能です。
しかし、鳥の遺伝子を退化させる「逆進化」という方法で、蚊の血液からDNAを採取するよりも簡単に恐竜を復元できるという研究が進んでいます。
恐竜を復活させられる可能性もゼロではないということですね!
今存在していない生き物を人間の手で作り出すということは、倫理的に問題があるのでは?という議論はあると思います。
でももし恐竜が生活しやすい環境を整えることができて、ジュラシックパークのような施設が実際にできたら、個人的にはぜひ行ってみたいなあと思います!映画のようにはなりたくないですが><
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